Art Deco Transitional Oak Cabinet with Stained Glass アール・デコ期 ステンドグラス オークキャビネット
クラシックな重厚感を基調としながら、
アール・デコの感性によって再構成された過渡期のキャビネットであり、
1920〜1930年代頃 にベルギー・北フランス圏にて造られたお品物であるかと思います。
中央にわずかな膨らみを持たせたファサードに、
多色のステンドガラスを幾何学的に配することで、
光の揺らぎと視覚的な奥行きを生み出しています。
上部には植物文様を基調とした彫刻が丁寧に施され、
その周囲には楕円状の半球が連続する帯状装飾
古典装飾のパール(珠)モチーフに由来するパールモールが用いられています。
こうしたパールモールを帯として強調的に扱う意匠は、
ベルギーから北フランス圏の家具にしばしば見られる特徴のひとつです。
また、両サイドには細かな縦溝による装飾帯が添えられており、
これはクラシックに見せながらもアール・デコ期特有の直線的リズム装飾として
再解釈された意匠です。
ガラスには厚みや凹凸のある質感が見られ、
均一ではない表情が光を柔らかく拡散し、空間に静かな陰影をもたらします。
金具は装飾を抑えた平板な意匠でまとめられており、
全体の構成美を損なうことなく、素材とフォルムを引き立てる設計となっています。
ミラー箇所には、古いミラーの為、黒点や裏の塗膜の剥がれがございます。
剥がれのある箇所は、少し内部が少し見える状態ですが、
それらも含めて味のある姿に感じられるほど、美しいお品物です。
上台と下台に分かれた実用的な構造を持ち、
収納家具としての機能性と装飾性を兼ね備えた一台。
伝統様式を踏まえながらも、時代の移行期におけるデザインの変化が明確に表れた、
20世紀前半を象徴するキャビネットです。
とても古いお品物の為、劣化にてベニアの反り汚れがございましたので、
上部の収納の底板の取り替えと
下台の底部の板は上貼りをして補修しております。
下台の棚板は少しやすりにて汚れを落としましたので、
収納内の棚は、全て問題無くご使用いただける状態です。
上台の収納部の扉の右扉がほんの少し硬いですが、
特に問題無くご使用もいただけるかとは思う範囲です。
全ての扉の開閉に問題はございません。
鍵は1本ございます。鍵の開け閉めも問題ない状態です。
左の扉を棚板についているハテナフックにてロックした後に
鍵をかけていただく仕組みとなります。
小さなキズや汚れ等はお写真には載せきれないほどございます。
お写真の状態が全てとなります。
上部と下台は分離可能なお品物となります。
(size:W1100 D448 H1990 , 前方装飾部H2000 程度)
※1枚目のお写真は設置のイメージ画像となり、背景等はイメージとなります事を予めご了承下さい。2枚目以降のお品物のお写真の状態が全てとなります。
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販売価格 |
173,300円(税込190,630円)
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| 型番 |
90000220-F |